○肺炎や虫垂炎でよく見かける処方
○アモキシシリンの使用量
日本 1日750mg~1000mg→とても少ない海外 1日1500mg~2000mg
○βラクタマーゼとは
アモキシシリンを含む、βラクタム系抗生物質を分解してしまう酵素(βラクタム系抗生物質にはペニシリン系やセフェム系がある。βラクタマーゼを産生する細菌はペニシリン系抗生物質やセフェム系抗生物質に耐性を持つということになる)
○アモキシシリン(AMPC)とクラブラン酸カリウム(CAV)のバランス
オーグメンチン AMPC:CAV = 2:1
クラバモックス AMPC:CAV = 14:1
海外では AMPC:CAV = 4:1が主流
○オーグメンチン250RS 6T 3×Nはなぜだめ?
単純に2倍にするとクラブラン酸カリウムも倍になり副作用である下痢や吐き気が出やすくなってしまうクラブラン酸は少量に抑えアモキシシリンの用量を増やすのが理想
ゆえに
オーグメンチン配合錠250RS 3T 3×N
サワシリンカプセル250 3C 3×N
→は海外と同様の AMPC:CAV = 4:1
となり抗生剤の効果を最大にしつつ副作用を最小限に抑えることができる
0 件のコメント:
コメントを投稿